Elite few still fill top universities
最近行われた調査によると、オックスフォードとケンブリッジの学部生の33%は、英国の上位3%のエリート高校出身者で占められていることが明らかになった。オックスブリッジほどではないが、他のトップ大学でも上位100の高校(ほとんど私立)が定員の6分の1を占めている。この事態に、大学の門戸を広くするための既存のプログラムの効果を疑問視する声が上がっている。
また、この調査によると『A-Level』で同じ成績を取っていても、私立トップ校の生徒は公立トップ校の生徒に比べ、トップ大学に入る率が2倍も高いことが明らかになった。調査は、公立高校の学生は、私立高校の学生に比べて意欲が乏しく、職業に関するアドバイスを受ける機会が少ないと述べている。
(要約:OFIASインターン 須田 丈夫)
*A-Level→日本でいう高等学校レベルの教育修了資格にあたる。基本的にA-Level は大学入学のために必須の試験。
トップ大学の学生は依然ほとんどエリート高校出身(THES 2007年9月21日号)