Private tuition booms
教官とのコンタクトが減り、講義の規模も大きくなり、経済的に恵まれた学部生が有利になるという状況が生じている。家庭教師仲介業者によると、自分がまだ高等教育を受ける準備ができていないという不安、また大学から十分なサポートが得られないのではないという不安から多くの学部生が家庭教師を利用し始めているという。最大手のアルファ・チューターズは、過去2年間で学部生の利用が40%上がり3000人となった、と報告している。
Universities UKは、講義の規模の縮小、教官とのコンタクトの増加という学生の要求が増加していることを認識していて、そのためには、公的な資金の導入が必要だということを表明している。
生涯教育・高等教育の担当大臣ビル・ランメル氏は、学生調査によって、一部の学生は今以上のサポートの必要性を感じているが、多くの学生が現状に満足していることがわかっている、と述べた。
(要約:OFIASインターン 藁科 智恵)
個人的な教育費が急増(THES 2007年9月21日号)