オックスブリッジ、目標を達成できず(THES 2007年10月26日号)

Oxbridge targets 'cannot be met': Ryan

オックスフォード大学とケンブリッジ大学は公立の学校からより多くの生徒を入学させるという目標を当分の間達成できない見込みである。

オックスフォード大学は現在、54%の学生を公立高校から受け入れており、その数を5年以内に62%に増やすことが目標であるが、達成は2016年にまでずれ込むことになる。

オックスフォード大学の教授アラン・ライアン氏は、「現在の私立・公立出身生徒の比率は受験者の成績によるもので、私立からも公立からも妥当な数の受験者を受け入れている」と述べている。イングランド高等教育財政カウンシル(注)の報告書は、社会階層が低い若者に手を差し伸べる必要があると述べている。

*イングランド高等教育財政カウンシル:the Higher Education Funding Council for England

(要訳:OFIASインターン 須田 丈夫)