All work to be counted in RAE evaluation
理工系分野での研究の質評価システムに関し、新たな提案がなされた。研究者は、個人単位でRAEにエントリーし、4つの研究成果を提出するようになり、この変化により、大学の学部ごとの全ての研究成果が評価の対象となる。また、2008年以降の各大学のインフラ整備のための資金配分決定システムの土台となる。このアイデアの骨子は、高等教育財政機構Hefceからイノベーション・大学・職業技能省大臣へと提出され、デナム氏が承認すれば、11月後半から高等教育財政機構は、関連セクターと協議することになっている。このプランは、資金分配の為の研究成果の出版数や引用数に基づいた評価方法の作成を高等教育財政機構に依頼されたオランダのライデン大学が作成した。
高等教育財政機構の次の課題は、政府が理工系分野での研究の質評価の規準として考えている3つの規準(研究収入、院生数、計量書誌学的規準)の統合である。新しい評価システムは、2010-11年、2013-14年の間に、徐々に理工系の分野で導入されていく。それ以外の分野では、現在の評価方法が続く。
(要訳:OFIASインターン 藁科 智恵)
全ての研究成果が評価(RAE)の対象へ(THES 2007年10月12日号)