Talented non-academics overlooked for v-c posts, says registrar
大学業務の複雑化に伴い財務管理や経営企画の経験を求められる副学長の登用に関し、大学は雇用対象を学問的背景にこだわらず拡大すべきである、という意見がエグゼター大学で上がっている。
今週行われる高等教育リーダーシップに関するシンポジウムで提出される論文において、デヴィット・アレン氏が、学歴ではなく才能に依って登用された人材へも「経営トップへの道」を開くべきであると問題提起を行った。また、学者要員のみでは幹部候補者を補填しきれないのではないかと、疑問を投げかけ、「経営にプロとして従事できないCEOが組織を運営するリスクにどれだけ耐えられるか」と警鐘を鳴らしている。
一方で大学長委員会の書記官であるデヴィット・フレッチャー氏は、候補者範囲を拡大する必要性を認めながらも「学者外からの候補者が見つかりにくいことが難点だ」とコメントした。
(要訳:OFIASインターン 並木 麻衣)