上司に評価の厳しい大学教職員(THE2008年3月27日号)

Staff give sector managers low marks

10種のセクターの2300人の労働者に対し、上司のリーダーシップに関してコウベントリー大学が2007年に実施した意識調査によれば、大学教職員が彼らの上司に対して抱いている印象は、他のセクターと比べて最悪であった。彼らは上司を「過剰反応的」「秘密主義」「一貫性が無い」「やり気を失くさせる」「管理的」「優柔不断」などと評価している。

また大学教職員の中では「上司や同僚からいじめを受けた経験がある」とする割合が高く、ストレスを抱えやすい傾向があることが同調査により分かった。これについては「マネジメントの貧弱さからストレスやいじめが横行している」というコメントも聞かれている。

大学連盟側は、いじめは職場の危険要因としてリスク評価の対象とされるべきと言っている。一方、大学経営者組合は、大学はストレス管理に力を入れているとしている。

(要訳:OFIASインターン 並木 麻衣)