学生の感性に訴えるよう助言を受ける教授陣(THE 2008年1月17日号)

Lecturers advised to play to students' emotions

レイチェスター大学では「パワーポイントやフリップチャート、OHPを脇に置いて」、生徒と人間的にかかわることが教授陣に奨励されている。感情的知性をテーマに最近開かれた「教室において気持ちを理解することの重要性を理解する」方法を学ぶワークショップは、同大学の教員研修プログラムの一環である。

先週のセッションは、自分は信頼されている、力を試されていると学生たちに感じさせる環境を、いかに抑圧的にならずにつくりだすかを教員に考えさせるものであった。

参加者の一人であるマーク・アリンソン教授は「シニカルな目で見る人々も、一方我々が感覚的にべったりした社会に生きていることを表していると思う人々もいるとは思うが、有意義なワークショップだった」「感情は学習の中で重要な役割を担っている」と言う。

同じく参加した臨床微生物学を教えるプリムローズ・フリーストーン講師は、「より消費者的になってきている学生たちは、支払う金額に見合った価値を期待しているのだと我々は認識し、彼らを支える環境を整えるべきなのだ」とコメントした。

(要訳:OFIASインターン 並木 麻衣)