世界の学者たちがトップ学術誌を支持(THE 2008年4月3日号)

International scholars agree on standing of top journals

オクスフォード大学政治学部のマクリーン教授は、研究評価(Research Assessment Exercise, RAE)においては政治学学術誌ランキングが参照されるべきであると主張している。

それに対して、英国高等教育財政カウンシル(Hefce)は学術誌ランキングを使うことをRAE部会に禁止し、かわりに査読によって研究評価を行うようにとした。学術誌ランキングの問題点として、主要3カ国に特化しすぎていることなどをあげている。

マクリーン教授は「批判もあるが、国際的な学術誌のランキングは安定した統一見解を見せている」と述べ、また、よくある同姓による混同や、お粗末にもかかわらず引用される研究があることによる影響も避けられるとして、査読よりも優れていると指摘した。

(要訳:OFIASインターン 山下梨江)