大学副総長が減税を主張するロビーの間抜けな批判を攻撃(THES 2007年8月24日号)

V-cs attack tax-cut lobby's 'Mickey Mouse' criticisms

大学副総長らが、大学が意味のないコースを提供することにより、税を無駄にしているという主張に対し反論している。納税者連合(ポリティカリー・コレクトの官僚主義に対する攻撃で有名な自由市場団体)の研究は、91の機関における401のコースは無意味(” Mickey Mouse” courses)で、これらが廃止されれば、4000万ポンドが節約されるだろうとした。

英国大学技術グループ書記長、ロンドン・サウス・バンク大学副総長のホプキン教授は、「Mickey Mouse coursesという概念自体が、侮辱的であり、新たなタイプの学位の目的を誤解している。また、実際に4000万ポンドは、高等教育に使われる金額の 1%の半分であり、これらの学位を持つ人々は、将来労働して、より多くの納税をする。会計学や経済管理が大学に導入されたときも人々はそれに懐疑的だったことを記憶している。」とした。その研究によって、最も無意味なコースが多いとされるダービー大学の副総長は、この研究には根拠がないと主張している。

(要約:OFIASインターン 藁科 智恵)