指導教員:「留学生の必要英語力の最低基準が低すぎる」(THE 2008年2月7日号)

Minimum English standard is set too low, tutors say

留学生に対しては入学許可申請の際にIELTS(International English Language Testing System) 試験で最低6.5~7のスコアが義務付けられているが、それでも授業コースに充分対応出来ていないという。

中国人留学生の英語力について調査したリーディング大学の言語・リテラシー・センター長ヴィヴ・エドワード博士の発表によれば、留学生たちが英国に順応しようとがんばっていることを認めつつも、学生の水準を維持が憂慮されている。例えば外部評価は大きな懸念事項であり、留学生のプロジェクトの内容が優れていても文法的間違いを修正させるケースが多い。留学生のライティング・スキル不足も問題であり、彼らの指導教員はどの程度手を入れるべきか頭を抱えることもあるという。

エドワード博士はライティングをサポートする経験豊かな指導教員を大勢確保しておくことを提案し、「英語が外国語である学生向けの補助教材を作るため指導教員と各コース担当教員の連携が必要」と述べている。英国人学生も、留学生の語学力に対して期待の修正が必要なようだ。

(要訳:OFIASインターン 並木 麻衣)