Historic win for fixed-term employee
法廷は、いくつかの任期制契約によって9年間継続して研究者を雇用していたアバディーン大学に対し、終身契約を否定する客観的な理由がないとした。大学は、任期制契約に対する資金の不定性を理由に挙げているが、それは理由にならないとされた。
アンドリュー・ボール氏は、動物学の研究者で、1999年からアバディーン大学にいくつかの契約で継続して雇用されていた。先月終わることになっていた契約をもって、自らのポストを終身雇用にすることを大学側に要求した。アバディーン大学では研究者の8%のみが終身契約であり、生物学では97%が任期制契約であり、この割合は例外ではない。ボール氏は、大学連合の支援を得て、この問題を法廷に持ち込んだ。
大学連合は、この勝利を足掛かりとして、他の雇用者に対しても行動を起こしていきたいとしている。
(要約:OFIASインターン藁科智恵)