米国、大学ランキングに関する葛藤(THES 2007年6月22日号)

US rankings opponents struggling to turn tables

米国の大学関係者は、大学ランキングで自大学がどこに位置づけられているかに非常に意味を持っている。しかしランキング指標を対象とした操作等、安易なランクアップ作戦による弊害も指摘されており、大学がこのランキングに踊らされているとして一部の大学学長の中にランキングへの情報提供を拒む動きも広がっている。「商品化されることに対する教育側の抵抗」とも言える。
だが反対派は「一流大学」や学生獲得に苦労している「二流大学」の中には見られず、ランキング容認・追随の傾向は根強い。

(要約:OFIASインターン 長谷川 涼子)


*参考
1:米国学生状況全国調査による代替ランキング